肝動注その後

御無沙汰しています。

前回から一カ月半程も経ってしまいました。以下経過報告

9月半ばから週一で始まった治療は、の現在、?クールを終えたところ。体調は今までの秋に比べると、今一つ。
一つには、退院後数日で始まった咳(咳喘息 アレルギーが関係しているらしい)のコントロールが難しくて、相変わらずなかなか治まらない。シムビコートと抗アレルギー薬を使っているけど。乳がんが見つかってからずっと症状はでなかったので、ほぼ8年ぶり。

二つ目は、肝動注の副作用など、肝動注絡み。
?クールラストの治療の前、リザ―バ―付近が赤く化膿。切開して膿を出す。その時の担当医に原因はわからないと言われたが、後から思い当たることが。汗をかいて運動すると咳が治まるので(ストレス解消?)、前にうっかり室内自転車をほんの数分だが、速く漕いだのだ。主治医に伝えると、それは一番やってはいけないこと、と。ががーん。

頸椎も腰椎も老化していて、整形の医師からは毎朝毎晩ストレッチするように助言されてできるだけ実行してきたが、リザ―バ―持ちの体になってから、それも考えてしないとね、という具合。

肝動注は日常生活にほとんど支障ないということになっているけど、その日常の中身に、例えばシニア必須の?ストレッチなどは想定されてないのだろうな。ネットでは、なかなか具体的な禁止事項は載ってなかったし、病院からの資料にもなかったが、具体的に例が掲載されていた方が良いな。

?クールが終わり、リザ―バ―造影検査の結果

薬は効いているとのこと。画像を見せてもらう。確かに少し小さくなっているような。
本来なら、これで嬉しいはずだけど、実は肝臓の数やサイズで、私の聞き違い、思い違い、あるいはドクターが私が気落ちしないよう、曖昧に言ったのかもしれないが、ということがあった。

個数を聞いた時には、大きいので二ミリ、あと小さいのがたくさん?とか聞こえ、大きくて二ミリとはおかしいと思ったが、私のがんはゆっくりだから、まだそんなものなのね、と自分に都合のよい良いように受け取っていた。

ところが今回、前は確か二ミリと言われましたよね?と確認すると、二センチであると。それじゃ、二センチのが八個もあるの?と驚くと、いや八個もないとのことですが・・・。画像のメモリで確認。確かに二センチくらい。

これは昨日の話です。私って重かったんですねと言うと、重くない、今の治療で肝臓は十分コントロール出来ると言ってくれたが、やはりテンションが下がって帰宅した。どうりで、何個あったか知りたいと言った時、訊きたいですかと、念を入れられたんだわ。今となっては、むしろ勘違いしていて良かったけど。二センチが八個、その他にも小さいのがどれくらいか知らないが、立派な多発肝転移なのに、あまり深刻に考えていなかった。

それにしても、そんな大きさだったのに、CTでなかなか認められなかったのは、急におおきくなったのでは?という疑問が湧くが、肝動注主治医も、乳腺外科の主治医同様、私のがんはゆっくりだと言うのだ。CTでは映りにくいところで育っていたのだろうか。

とぐだぐだ考えていても仕方ないので、まだ治療は続くが、ただ残念なことに前々回あたりから胃が痛い。リザ―バ―造影で、胃に薬が漏れていることが判明。小さな血管から。昨日は治療が中止になった。
次回、症状が消えていれば再会、そしていずれにしても三度目の入院をして、コイリングをすることになった。ただ、血管が余りに細いと出来ないこともあるそうだけど。なんとか血管を閉じることが出来ますように。

私は咳には弱いが、胃腸の調子が悪いということはがんになってからでさえ、副作用がなく、今回初めて、何日も続、く胃の鈍痛を経験している。胃が痛いのも、辛いね。

ということで、この八年間では体調不良な空気をまとっている私です。が、まだ歌のレッスンには行っています♪