再発後満二年の検診


2カ月ぶりに札幌乳腺外科クリニックに行った。クリニックへは西18丁目駅から15分程歩く。春らしい暖かさで、歩くのが、とても心地よくて、ちょっとしたお散歩だ。

今日の検査はレントゲンと、鎖骨・左脇・肝臓のエコー検査。診察の後、腫瘍マーカー無しのフツウの血液検査。
「何か変わったことはありませんか?」と私の主治医である院長先生が尋ねる。「何もありません。風邪もひかなかったし。あ!外反母趾っぽくなってる気がします」と言うと、「それはがんと関係ないから」と笑う。そうですか、骨量減ってるとなりやすいとか、そういうことってないのかな?「胃の調子は悪くないですか?」と聞かれたので、「全然^^;」。「変わりないのが一番だね」と院長。鎖骨と肝臓異状なし。左脇のしこり?っぽいものも、前回から変化なし。前回の血液検査も異状なし。ということで、またまた二カ月今のまま、同じ治療で行く。まるで慢性疾患の患者みたいな私。「脂肪を減らしてね」と前回と同じように言われたので、「600グラム減りました」と言うと、「それは一食戻ってしまう程度だから、おいしいものを量を少なく食べて痩せましょう。カロリー取りすぎないように」、とアドバイスされました。がんばろう。「三か月に一度なら、途中でがんが突然大きくなっていたら困るから、やはりこれからも二カ月に一度受診してください」とのこと。二カ月に一度の受診は私は全く苦にならないので、私としてもその方が安心だ。次回の検診は5月末。それまでTS−1を隔日で飲むので、一昨年7月以来通算でほぼ23カ月この薬を1日置きに休みなく飲み続ける勘定です。

処方された薬

相変わらず女性ホルモンの数値から言って完全に閉経に至っていないため、相変わらずホルモン療法の薬は、タスオミン。60日分。二カ月分の抗がん剤としてTS−1を30日分、トランサミンを60日分。ピドキサールも、今回また連日服用したいと申し出て、60日分に復活。ビタミンC60日分。それに、骨粗鬆症予防のためベネット9週分。

今回も特に変化がなくて、すごく嬉しい。また2カ月、ちょろちょろ動き回れます。夜、息子が「おかんは、好きなことをしているのがきっとがんに良いんだね」と言った。そうだね。ん?正確に言うと、私にとって都合が良いけど、がんにとっては都合悪いのかしらん?娘からも、乳がんとわかってから、こんなに長く何もない(手術は2回あったけどね)なんて、思わなかった。よかったね」と言われた。

生きてるだけで丸もうけって、私のためにあるような言葉です。また2カ月、楽しく元気にやって行きます。そして、私に出来ることをして行こう。