タイトルを思いつかないけれど・・・

・ネット上で見つけた主治医の講演を読んで、彼女が、「自分らしく生きることを応援する地域医療」ということを考えていたという記述を読み、実際それを実践して来た人だったなあと改めて思う。さらに自己選択権の尊重についても述べていて、医療者は検査結果や治療の情報提供など、インフォームドコンセントをしなければならないが、それをするときに基盤になるのはやはり、本人の意志を尊重するということだ、と述べている。そして、私が最も共感する一節は、「別に病気の人は病気を治療するために生きているわけじゃないのですね。生きるために治療するのだと思います。ですから、仕事とか生活、遊びをその人らしく生きることを優先するようなそれを尊重できるような医療をしていくべきだとおもいます」という件。



先生自身、ぎりぎり最期まで、先生らしく生きること選択しておられたのだと思う。でも、やはりもっと長生きして欲しかったです。


・おとといのイベントで、児童文学者の加藤多一さんと同席した。私が私になる云々について話しておられた。その人らしくというが、結局自分が自分になるのは、一生かけてなのだと思う。