*[日常]  問題解決療法を用いた面談終了


その前に。おとといの日記で触れたがん関連記事は、ここに出ています。http://wiredvision.jp/news/200906/2009061123.html

4月に転移・再発がんが脇に棲み付いていると知った時は、さすがに衝撃だった。世の中で言われている再発がんのイメージには、深刻なものがあったので、まず自分がそれに打ちひしがれないようにしたかったし、また、がんに付随する様々の問題にも対処したく、メンタルケアを受けようと思った。と言うか、アメリカなんかじゃ、ケアを受けてる方が、QOLが高く、長生きしているみたいだったから。


そこで出会ったのが「問題解決療法」だった。私はわりと合理的に考えるのが好きな方なので、この療法とは相性が良かったみたい。おかげ様で、けっこう大変な状況だったにもかかわらず、不安を抱えてはいても、それに押しつぶされることなく、過ごして来くることができた気がする。二度目のがんの手術を目前にして受けた第一回目から、ほぼ一月に一度の面談を受け、7ヶ月。そろそろ助けを借りなくても、自分で出来るなあと思い、本日で一旦お終いにしました。頂いた資料を参考にしながら、これからは自分で、この考え方を利用していこうと思っている。もちろん、この考え方が合う人、合わない人がいるだろう。合理的なものの考え方をする人、合理的なものの考え方が好きな人には、合うと思う。


まだ思い付きの段階だけれど、学校現場で不登校の問題を先生たちが考えるツールとして、この問題解決療法を使ってみたらどうだろうかと、思い始めている。適用リストには、学校場面での適用もリストアップされている(問題解決療法の適用 Nezu,2002 資料 Y.SAKANO2009)。





終了を祝い、お一人さまでケーキとお茶して、記憶が薄れないうちに、今日の面談のメモを取り、カフェに展示されていた、マフラーを終了記念に買って来ました。