リンパ浮腫セミナーに行って来た


第3回の昨日は、リンパドレナ―ジと、圧迫療法について。講師の方が弾性包帯と弾性ストッキングやスリーブ、手袋などの見本を持参。参加者の中から一人がモデルとなって、実際に弾性包帯を巻いてもらう様子を見ることができた。練習すれば、ほとんどの人が自分で巻けるという弾性包帯だけど、時間はかかるし、何しろ指まで巻くのだから、巻いている間は日常生活の支障大だなあ。もし、そのような生活をすることになったら、お洒落なスリーブ(しかも今みたいに目が飛び出るお値段ではなく)を誰か開発して!と叫び、そして、弾性包帯巻きを趣味?としようっと。火曜日のモリ―先生―本の題名これだったかしら?乳がんとわかるずっと前に読んだ―は、、寝たきりになっても楽しむ術を知っていたではないか。

ドイツなどでは、リンパ浮腫を発症したら二週間入院して、24時間この弾性包帯を巻いた状態でいるとか。初期に弾性包帯による圧迫をすると、やはり効果が大きいのだと学んだ。でも、日本ではまだ入院施設は四国に一か所あるだけとか。まだまだ、遅れている。

そうそう、今日は偶然私と同じように両脇のリンパ節を取っている人に出会った。つまり、両腕に私同様に、リンパ浮腫発症のリスクを抱えている人。すぐに話が弾んだ。セミナーが始まり、講師の方が初めに質問を募ったので、さっそく確認した。両脇のリンパ節を切除しているワタシたちって、リンパドレナ―ジ(美容のリンパマッサージとは異なる)の際、脇のマッサージからではなく、太ももの付け根からですよね、と。弾性スリーブなどの写真が下記に。、脇から、ではなく、脇のマッサージはしてはいけないのだ。片方の腕の人は、反対側へリンパを流すことで流れをよくすることができるが、両脇の人は、反対側に流したら、そちらも浮腫を起こすリスクがあるから。ふううう,やっかいだわ〜。
ya。
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リンパドレナ―ジは、今回のセミナーでは、予防的にはしないようにと言われている。発症して、そして必ず受診して専門家の指導の元で。

冬に左手が腫れた時にお世話になった方のお話からは、予防的にマッサージしてオッケーと私は理解していたのだけど、まだ色々な考え方があるということだね。予防の効果があるかどうか、世界的に見てまだわかっていないのだろう。