裏庭と表庭

来月ある所で、親の会の人という立場で不登校について話す機会が巡って来た。複数で参加してもオーケーとのことで、私の他にフリースクール関係者と、すでに社会人になっている不登校経験者にも声をかけ、日程が合えばお二人にも一緒に参加してもらう予定。90分を3人で話すことになるみたいだけど、お願いして、私たちの話はできるだけ短くして質疑応答の時間を取りたいんだけどね。お願いしてみよう。ただ、90分を超えることは不可能だから、無理かなあ。

理由は二つ。私のようなしろうとは、たくさん話すより、話は短い方が結局は焦点がぼけずに、聞き手の印象に残るんじゃないかと思うから。でも、ポイントを押さえて短く話す方が、きっと難しいよね。だらだらと話すよりも、数段難しいかも。もう一つの理由は、トークは質疑応答があってなんぼのものじゃないかと、生意気なことを考えてしまうから。

タイトルの裏庭と表庭。日本語で表庭って言葉ないかも? 英語で言えばバックヤードとガーデン。学校を仮にガーデンに喩えると、もしどうしても学校へ行けなくなっちゃった時には、バックヤード、裏庭を育てるといいのではないですか?ということを、ずっと前から考えている。バックヤードすなわち裏庭は、裏にあるわけで、ハーブの苗なんか植わっていたとしても、表通りから見えない。そしてガーデンはぜんぜんぱっとしない。不登校の子たち、という言い方より、ええと、不登校している時は、かな?きっとそんな感じなんですよというようなことを、言いたいんですよね。

裏庭もガーデンもバランスよく育てる子もいれば、子どもの中には、先に裏庭を育てざるを得なくなる子もいるのだと思う。そして、その逆で、表庭が先に立派になることも。良い悪いではなく、順番が違うということ。と、なんだかわかりにくい長い話になりました。これじゃまだまだだめだわ〜。