「奥サン、脂肪を・・・」

ひどい雨の中、夫の運転で乳腺外科へ行った。久しぶりに肺のCTを撮り、、エコーはなくて、後は診察。

診察の際、検査結果を見て、初めはドクターは「肺の影がやはりちょっと増えてるねえ」と言ったのでドッキリ。増えていても、何ミリという小さいものなので、このまま今の治療で引っ張りたい、みたいなことを言われた。「別に小さいのが幾つかあってたも、困る症状ってないですよね?ただ、肺に「ある」だけで。だったら、今のままの治療でいいです」と私。ドクターはもっと詳しく拡大してみたり、古いデータを見直して、私に、あ、やっぱり元からありました、と。ああら、そうですか。いやあ、驚かせないでよ〜、でもホントでっか?などと内心思わない訳でもなかったが、増えていないと言われた途端、体中に嬉しい気持ちがジワ―ッと湧いてきた。

肝臓は問題なし。問題は、脇のリンパ節の腫れが大きくなっているかどうかだった。「前回より大きくなっていたら困ったなあと思っていたが、触診ではこの前より小さくなっていると思う。いいんじゃないの?」とドクターが言う。ほんまでっか?よかった、まあ、小さくなってるかどうかは、触診だし、そんなにはっきりわからないと思うけど、少なくとも大きくなっていないようだから、これで十分だ。元々完璧に打ちのめす治療ではなく、できるだけ長い間、母屋を取られない程度にがん細胞に間借りさせているという感覚だから。

前回の血液検査について。完全に閉経したかどうか、を調べた。まだこれが何なのか調べていないがFSHが、15.60、エストラジオールーsが、17。もちろん表面的には閉経してますよ(爆)。だけど、数値からは、未だに閉経してないということになるのだ。
思わず「どうしたら、早いとこ、閉経しますかねえ?」と言って二人で笑った。「初潮が早く、閉経が遅い人が、乳がんになりやすいんだよね」とのこと。閉経すると、アロマタ―ゼ阻害薬ー??名前を未だ正確に覚えていない―を使えることになり、そちらの方が、ホルモン剤としては効果があるため、心ならずも閉経を非常に待ち望んでいるのだ(笑・・・)。

今回もまだ、タスオミンと隔日TS−1の治療で、引っ張ろうということになった。閉経しないうちに、異状がでて来たら、フェアストンもあるから、タスオミンを首にしよう、と言っていた。でも今調べたら、フェアストンというホルモン剤も、適用は閉経後ということになってるけど???

最後に、「オクさん、肝臓の周りの脂肪!」と言われちゃった。今回も米印。痩せます、はい。

次回の受診は来年2月。それまでは今のQOLをキープできるのが、本当に嬉しい。まさか、4度目のお正月もこれ程元気に迎えられるなんて、3年前は思えなかったから。温存療法手術から約3年3カ月。再発・転移から1年8カ月。TS−1を隔日で服用開始から1年5カ月。二月までは服用確定なので、1年7カ月の間、一日置きにTS−1を100mg飲んでいる勘定。再発・転移で現れたのは、トリプルネガティブ。特効薬はないそうだから、TS−1に余り期待してないけど、けっこうがんばってるんじゃないだろうか、TS−1も。

前回の血液検査の結果の一部

総蛋白   7.5
アルブミン 4.4

尿素窒素 13.2

コレステロール 197
中性脂肪  153米印  これでも前々回よりかなり減った
Na    135米印、基準値より低い
クレアチニン0.44 米印 低い  筋肉ないのかしらん?
K     4.0
C     99
Ca    8.9

ZTT 9.3
ALP   150
AST   21
ALT   21
LD    205

γ―GT  25
ビリルビン 1.0
白血球数 6.6
赤血球数 394
MCV 94 米印  秋の咳型ぜんそくの影響?
MCH   32.5 同じく?
MCHC  34.5
血小板数  21.0
NEUT  63
Lym   25  リンパ球は温存療法後はずっと、ギリギリか低値米印だったのが、数か月前から理由はわからないが数値が上がり、基準値内となった。最高は30くらい。自分では勝手に、時期が同じ頃なので、歌の練習を楽しんでいるのと関係あるんじゃないの?と思っている。
Mon   4
EOS   8米印  同じく?
BAS   0