明日はアーベルの会主催学習会

2001年例会の中で、当時会に時折参加されていた大学の先生のお話もカウントするとすれば、学習会も今年で第十回を数える。細々でも毎年続けて来られたのは、今年の代表○さんのおかげである。私は、たとえば、今年は遅くなっちゃったからやめてもいいかなとか怠けて思うが、彼女からは学習会だけはやる、という強い意志を感じるもの。○さん、なんだかんだいって、もう10年も続けてきたね。あっと言う間だったね。

学習会では、様々な方に講師を依頼してきた。その歴史を振り返ると、そのまま不登校をめぐるテーマの変遷を感じる。2002年には田中敦さんに引きこもりの話を、2003年には横湯園子さんに不登校といじめの話を、その後の回では、児童精神科医田中康雄さんが北大に着任されて間もない頃に来ていただいて、児童の精神発達の話を、ホットステーション医師の方からは精神疾患の話や、不登校と家庭での対応について、さらに、萌クリニックにいらしたカウンセラー門脇さんからは「今はそれでいい」とオーケーを出すことの大切さを、翌年にはスクールカウンセラーからスクールカウンセリングを巡る話を、そして昨年は大学院生の方から、発達障害の話と問題解決療法の話を、伺った。で、今年は札幌市の相談室の方に「発達障害からみた不登校について」というテーマでお話を伺う。公の方には謝礼は受け取っていただけないが、それ以外の民間の方の場合、、有名無名に関わらず、図々しくも1万円でお願いしている。全く感謝感謝です。

2001年頃はまだそれほど出なかったと思われるいじめと不登校というテーマで学習会をしたのが、2003年。で、数年を経て昨年今年は、発達障害がテーマとなっている。必要に迫られてである。

学習会と言っても、自分たちの会で学ぶだけではもったいないことや、経費の面あって、例年会以外にも呼び掛けている。今年も計22,3人の参加者があるようで、私たち事務局も明日を楽しみにしています。明日は、お茶菓子付き700円。学生は無料。詳細は、アーベルの会トップページをご覧ください。まだ、空きがあります。あ、義理とかで無理をして来なくても大丈夫ですよ(私の友人のみなさんへ)。十分な人がもう集まっていますから、頭数とかの心配は要りません。