振り向けばがんがいる

なので、振り向かないようにしています。というのもあるけど、役割と自分のしたいことの両方で忙しくて、自分の乳がんについて悩んでいるヒマがない。幸い、今回のエンドキサンも少量で隔日服用で、全然具合が悪くない。効いているかどうかは、まだわかりませんが。効いていると言っても、首のしこりが小さくなる程じゃないと勝手に思っている。大きくならない程度という意味ね。おしくらまんじゅう状態をイメージしています。

気がつけば、もうすぐTS−1を隔日で飲み始めてから、2年2カ月だ。首やほっ、ぺたが赤くなった時は、大変閉口したが、それはいつの間にか消えた。飲み始めて半年くらいですごく痒くなって、掻いて跡が残ったひざ下も、今じゃほとんど目立たない。生きてるね、細胞たち。そして、今は、ひじの内側が、広範囲で赤くなっている。これは、いつ消えることやら。

そして、9月14日で乳がんの温存療法手術を受けてから、丸4年になる。この元気さ。遠隔転移があって発見された割りには、上出来じゃないのさ。普通遠隔転移がある乳がんは手術しないのにしたことも、抗がん剤の服用の仕方も、標準治療とは異なるやり方だが、結果、とにかく丸4年間は、ごく普通の生活をして来れたのだから、この選択で本当によかった。家族や友人に恵まれていて、良い環境で過ごして来れて、感謝です。次回の受診は、9月下旬。このままの治療で、しばらく行けたらいいんだけどね。もし、首のしこりが大きくなっていたら、そうはいかないと思うけど。