2カ月ぶりの検診

なんだか今月は出掛けることが多く忙しくて、すっかりブログ更新をサボっていましたが、私はすこぶる元気です。今日は検診日だったので、家に帰るとどっと疲れが出ましたけどね。


今日は鎖骨、首周辺のリンパと左脇、肝臓のエコー検査と、胸部レントゲン。肺の影はまだレントゲンには出てきていないので、そういう意味では一応前回と変化なし。肝臓は全く問題なし。鎖骨周辺のリンパに確かにがんの影はあるけれど、大きくはなっていない。


ドクターは、前回までは触診でしこりがあるのがわかったけれど、今回は触れてもあるかないかわからない程だと言うようなことを言っていた。実は私も、しこりが見つかってから前回までのエコー検査では、そのあたりをエコー検査で押さえられると、痛いというのとは違うが、何かしびれるような違和感があったのだけど、今回はそれが感じられないなあと思っていた。なので、まあ、もしかしたらちょっとだけ小さくなっているかもしれないけど、どっちでもいいかな。だって、がんを消したり小さくするのが目的の治療じゃないからね。


この秋は風邪も引かず全く元気だけど、ただ右手の指先に違和感を感じますと、ドクターに言うと、それはたぶんTS−1の副作用だろうと言われた。隔日とは言っても、もう2年4カ月も飲んでるから、ちょっとは副作用も出るのだろうかね。静かにしていると気になるが、何化をしていれば、全く忘れている程度だから、この程度の副作用はたいして苦痛ではない。ただ、TS−1を終了したら、しびれも治るのだろうか?尋ねるのを忘れた。とにかく、頸椎の故障とか老化から来るしびれではないようなので、一先ず安心。脳をだまして(笑)、指の不快感を忘れよう。脳が痛みや不快感を感じる暇がないように、ちょろちょろ動き回ります。


そうそう、前回の血液検査の結果を見たら、中性脂肪が正常値内の139まで下がっていた。「立派なものです、ワタシより数値がいい」とドクターに褒められた。たまねぎですよ、先生、友人が毎日たまねぎをチンして味ポンか何かかけて食べたら数値が下がったので、私もたまねぎ食べてます。


ただこの数値は2カ月前のもの。それに一向に痩せないので、最近またがんばってたまねぎを食べている。がんばろう私!


今回も今のままの治療で行くので、これでまた2カ月の自由を得ました。次の検診は来年1月。わあ、数えたら、乳がんと診断されてから5度目の年を元気で越すことができる。私のがんは、見つかった時点から遠隔転移のある、いわゆる末期がん。でもそのイメージとして私が当初抱いていたものとは、全く予想外の、まるで慢性病のような雰囲気の自分の乳がんと共存しながら―あんまり闘いながらではないような―あっという間に4年以上が過ぎたことに、感慨深いものがある。家族や友人にほんとに感謝です。