2ヶ月ぶりの検診結果

2007年9月の最初の手術(右胸温存療法)から数えて、丁度4年6か月目の検診、2009年4月に胸を飛び越えいきなり左脇リンパ節に再発・転移が見つかってからは、ほぼ3年目の検診となりました。隔日に飲んでいる抗がん剤TS−1は、2009年7月から数えて2年8カ月たちました。と書いていたら、夫が今帰宅したので、また後で・・・。

まずは、1月の血液検査の結果を下に。この時は、腫瘍マーカーの検査は行っていません。私の場合残念なこと、たとえ悪化していてもにマーカーにさっぱり変化が表れてこないので(がん細胞がタチ悪いのか・・・?)、ドクターは毎回は検査しないのです。中性脂肪は相変わらず高かった。ドクターは、冬だから運動不足は仕方ない、骨折するよりはいいと言われる。やっぱりねー。そう思って、絶対骨折しないぞと滑らない靴買ったんだけどね。やはり果汁体重、いや過重体重だ。ブルームボ―ルシューズで毎日散歩というのはどうした?って話しですよね。あれは、途中から娘のモノになりました。正確には、外歩きが多いバイトをしている娘と共有。しかも、相当歩く仕事なので、ワンシーズンで靴は履きつぶされ御苦労さまという具合です。来年は、必要なら二足買おう。



これは、1月半ばに母の病院から老健への移動を手伝い、その3,4日後に受けた検査の結果です。まあ、リンパ球の割合が減って米印なのも、あの状況では疲労と寒さで当然かな。札幌に戻った翌朝の、X市の予想最低気温はマイナス20度近かったので、びっくり。どうりで、前夜のホームで遅れるJRを30分待っている間、ひどく凍えたというのがぴったりな程寒かった。

また、後で〜。


検診は実は10日前に受けました。で、今夜が今回の血液検査に異状があれば午後7時〜午後10時の間に、ドクターから直接かかって来ることになっています。最近では、検査結果の電話があるかもという日でも、そのことを忘れているほどのんきでしたが、今回はちょっと違います。


検診結果の感想というか気持を簡単に言うと、「めでたさも中くらいなり おらが春」。もろ手を挙げて喜べない。けど、まあよかったこともないわけでもない。治療はまた少なくともこの二か月は、今と同じ。もし今夜電話が来なければ、それで決まりだ。


今回の検診は、8カ月ぶりの胸部CTに、鎖骨周辺と左脇のエコーと触診。そうか、もう8カ月もたったのか〜(エンドキサン隔日服用もだ。最近しびれが強まっている。楽器弾いても問題ないだろうか?)。私は注射も点滴も、リンパ浮腫予防のため両腕がつ使えず足からになるので、そのためだと思うけど、今回も造影剤なしのCT。楽です。造影剤の方が精密なんだろうけどね。

肺の影は残念ながら、また増えていた。両方で、微小なのが十数個。大きいの一個なら、むしろ取ってしまうところだが、小さくてたくさんある時はそれはできないしね。

一方、以前みつかった首のシコリはもう認められず、脇のしこりも小さくなっているそうだ。少量の抗がん剤たちが、なんとか増殖を抑えている状態だ。

首と脇には抑えられているけれど、問題は肺だ。ドクターが、今回はこのままの治療で引っ張るが、急に悪くなるようなら、治療法を考えないとという。この前言っていた、いずれはドカンと、短期間強い治療をすることもあるかも、ということ。勝手な推測だが、半年単位なら、がんが増えていることは、たぶん想定内だったと思う。二か月ごとにレントゲンを撮っているのは、二か月の間にレントゲンに出てくるようなら、急に悪くなっている。だから、レントゲンには出てこないけど、でも実際はこの半年の間に少しずつ増えていただろう。

ちょっと休憩。

今、古い日記をチェックしたら、前回のCTは昨年7月だった。その時が、2007年以来初めて肺の影の増殖が見つかったんだね。

本当は完全に閉経、卵巣から女性ホルモンが出なくなっていれば、ホルモン剤を変更することができ、そちらの方が効果があると言われている。しかし、まだなのだ・・・。じれったい。一方で、再発・転移でトリプルネガティブが見つかっているので、もしそれが増えているのだったら、やっぱり次の治療を考えないといけない。でも、進行が早いわけじゃないので、今回はこのまま様子を見ることになった。次回も同じかな。レントゲンにでも出てこない限り。CTを次回いつ撮るのかな。CTは被ばく量がレントゲンより相当多いので発がんのリスクも増える。今までは半年に一度、最初の頃は1年くらい撮らなかったかもしれない。

ということで、今回は増えているのとよくなったのと、そして、とりあえず治療は今のまま、ということで、なんだか落ち着きが悪い。しばらく元気を失くしていました。やっぱり、ストレスと関係あるのかしらねえ。あんまり、それを信じたくないけど。過去を振り返ってみると、再発・転移の時も、その後首と脇の腫れが増大した時も、今回も、義父の死とか、母の手術とか、何か特別なことかがあった時。あ、そうそう、ちなみに、今の私の状態というのは何なのか?再再発ですか?と聞いてみました。今頃聞くのも呑気な話だけど。答えは、「再発がずっと続いている状態」なんだそうです。
ああ、なるほど。標準治療では、再発→抗がん剤でやっつける→がんが画面上は消える、治った→再び現れたらそれは、再発、なのですよね?私の場合は、再発は治さない(笑)。かんを懐柔、優しくぬるい治療で、がんを叩きつぶせないため、再発したっきり。再発したきり患者です。

だけど、どこから見ても元気で困ることもある? 先日義兄に、現状を話したら、どうも軽いと思ってたらしく、驚いていた。いや、ずっと前にちゃんと言ってたよと思うんだけど、私があんまり元気なので、忘れてしまったらしいんですよね。

さて、今9時半です。もう電話来ないだろうな、一応午後10時までとは言うものの。

今日はこの辺で。

なんだかね、何をどう考えていいやら、治療方法が同じなだけに、では、このままの生活でいいんだろうか?とか、迷いが生じている。ドクターに聞けば、きっと、いつもと同じでいいと言うだろうが。