相談してきました

診療の最後の方で時間を十分とっていただき、今後の治療について相談してきました。

まず、今の自分の病状について、私はこう認識しているいのですが、大体こんな理解で合ってますか?と確認。
それから、幾つか条件を挙げる前にもう少し情報を整理したいので、と。これは夫が。

それから私は、今の自分のがんの状態を診て、ドクターが最も良いと考える治療は何ですか?と尋ねた。
「マイルドな治療です」とのこと。今まで経口の抗がん剤よりは副作用が強いが、それでもよりマイルドな、ということかなと理解した。

提案されたのは、ナべルビン。量は標準量だが、間隔が一般的なのと違うらしい。普通は、週一で二週連続投与の後一週休みというサイクルらしいが、これだと大変なので、隔週で投与する。で、これまた効かなくなるまでエンドレスで
、だそうだ。むむ・・・。ナべルビンの副作用はやはりしびれ(手も足もだったかは、忘れた。)、そして吐き気など。きっと全身の倦怠感もあるよね。推測だけど。しびれはずっと残る副作用だ。投与をやめても残る。

隔週ナべルビンとTS−1の組み合わせで行く。エンドキサンはやめる。

開始はいつからか?タイムリミットはいつなのか?なかなか微妙なところなのか?今の症状・進み具合と治療の点から考えて、急がなくてもいいらしいとわかったので、主婦は暮れは忙しいからできれば年明けにして欲しい、と言ってみた。まだ、かなり先なのでダメかなあと思ったら、意外にも同意を得た。

というのは、脇のリンパからがんが少しずつ成長してきているのだが、そしてそれはトリプルネガティブなのだが、それでもやはり進行がゆっくりだから。タチが悪ければあっという間に、たぶん肺の影が急に大きくなるだろうが、そうじゃないので、とのこと。私の場合、肺は一センチ以下の小さな影がたくさんなのだそうだ。ま、これはこれで取れないから困るけどね。そして、実際は肺に転移したがんだって、ホルモン感受性ばかりじゃなく、トリプルネガティブかもしれないが、何しろ取って調べないので、実際にはどうなのかは、わからない。

今日のお話でわかったことは、やはり耐えられる程度の治療、投与の仕方という基本方針に変わりはないということだ。これでなんとなく見通しが持てたし、ドクターの話を聞いて漠然とした不安が解消された。また、年明けまで急変がなければ、このままなので時間的にも余裕がある。

なお、高濃度ビタミンC点滴療法も併用してもかまわないとのことだった(血液中の高濃度のビタミンCと遭遇するがん細胞は必ず死ぬ、ということは、すでにわかっている)。ただ、ドクターの所ではやっていないので、他の機関で受けることになるけれど。まだ、受けると決めたわけじゃないが。ポートから入れることができるそうなので、その点は楽だね。

脳転移について。症状を「探そう」としなくて良い。手に力が入らないとか、歩けないとか、自分でもあれ?と思ったら、受診すれば良いとのこと。


そうそう、今日は32回目の結婚記念日だった。待ち時間がかなり長かったので疲れたが、それでも乳腺外科の帰り道、地下鉄ホームまでは20分はかかる道を夫と歩いて、まだまだ体力あると、嬉しくなる。実はおとといも、昨日もたくさん歩いている。気の早い話だが、今度の年越しも、乳がんになってから6度目となるが、元気で迎えられそうなのも、嬉しい。