12月の検診

今回は左鎖骨周辺と左腋のエコーのみ。しこりは悪化していない。前回同様、むしろ最初の頃より小さい。ということで、今回もまだ同じ治療です。

11月に参加した歌の発表会(と言っても、ほとんど生徒だけの内輪のもの)に着る服のため、二キロ痩せましたーと言ったら、「精神が負けてないのがいいね」と言われ、これがとても嬉しかったです。

前回の採血の結果。白血球は5000で問題ないが、赤血球が今まででたぶん最低の340万。もう何年も前から基準値を下回り、360万前後で低迷、安定しているのだけど、やはり今回は少し下がっている。これは、抗癌剤TS−1を五年半も休みなく隔日で飲み続けているためでしょう。ドクターには「ちゃんと診ているので、心配しなくていい、もっと下がって来たら、TS−1を中断するから」と言われています。

後で看護師さんにも尋ねたところ、赤血球が300万をきると、息切れがするなど症状が出てくるけど、抗癌剤を休止すれば、自然に数値は上がってくるので大丈夫とのこと。また、徐々に数値が下がってくる場合、うまく体がまわるということもあるとのこと。その路線で行きたいなあと思う。骨髄抑制からくる貧血に適応するのだ。自分のイメージとしては、眠っている脳の力よ目覚めなさい 笑  という感じ。衰えを受け入れて適応する。指のしびれと同じ。

次回の検診と治療は1月半ば。今回の採血の結果は20日にわかる。それで異状なければ、8回目のお正月を元気に迎えます。8年前に放射線科のドクターに言われた「間違ったら20年生きられるかもしれない(8年前から肺に転移しているんですからねえ)」は、当時とても信じられなかったが、気が付けば、その半分近くに来てまだピンピンしているのだから、あながち「最後の一葉」でもなかったのかもしれない。


今、気付きましたが、私ったら11月の検診結果のことは書いてなかったんですね。PETを受けたばかりだったので、検診はなくて、診察と治療のみ。忙しくて、すっかり忘れていました。