悲報


放射線科で出逢った乳がん仲間が亡くなった。同じ頃別々の病院で手術し、術後の放射線治療の場で知り合った彼女。お会いしたのはたった2,3回だったけれど、同世代だったこともあって、メールで何度も遣り取りをしていた。彼女は初め抗がん剤の治療を受けていたので、それが終ったら会おうねと言っていたのだが、余り体調はよくなかったようで、術後一年のお祝いをしようという頃に、転移が見つかったと連絡があった。彼女はステージ1で発見されたのに・・・。残念なことにその後入退院を繰り返していると連絡があった。春になって暖かくなったらきっと会おうね、と私たちはお互いそう言っていた。この1ヵ月は私の方が色々あって、彼女のことが気になりながら、御見舞いに行かなくちゃと思いながら、自分が元気になるだけで精一杯だった。こちらが一段落し、メールしてみようと思っていた矢先の訃報だった。ごめんなさい、御見舞いに行けなくて。もう一度会いたかったのに、本当に悔やまれる。彼女は苦しい闘病を、本当によくがんばったと思う。メールからいつもそのことを感じていた。もっと、一緒に闘病したかったのに・・・。春になったらお茶するのを本当に楽しみにしてたのに・・・。