備えはなんとか間に合った!


問題解決療法の面談(まだ一回だけど)から始まった私の心の備えは、午後血圧のお薬を頂きに主治医に会ったことと、小倉恒子さんの本を読を読むことへと続き、元気な気分になり。それでなくてもなんとここ2、3日はドクターからの電話が今週あるのを、忘れていたくらいだ。今夜8時過ぎドクターからの電話を受けるまでは。


残念ながら今回のは、HER2ではなかった。右と違ってホルモン感受性タイプでもなかった。HER2ならハーセプチンという特効薬があるので、それならいいなあと願っていたけれど。右とタイプが違うということは再発なのだろうか? でも、左胸には何もないけど?まあ、いいや。乳がんは、全身病だから、見つかった時点で、微細ながん細胞が全身にちりばめられているのだ。来週お会いする時確認すれば良い。ドクターからの提案は、TS-1という経口抗がん剤を一般には知られていない用法で服用するというやり方。うむ・・・。そして、今まで通りホルモン療法も続けていく。週1で骨密度を上げる薬も飲むかも。これはいつでも出せると言っていた。今回のがんには、まだ特効薬は見つかってないそうだ。副作用は比較的軽いらしい。髪は抜けないみたい。ネットでちょっと調べたら、でもTS-1って胃癌には効果高いみたいだけど、進行再発乳がんへの有効率は21パーセントくらいだった。出ていた癌の中で最低の効果。意味あるのかな。ドクターは他に選択肢がないみたいなこと言ってたけど・・・。どんな時でも、選択肢がないことないと、何かで読んだけど。とにかく今週中に考えて、来週ドクターとひざ突き合わせて相談してくる。相談ったって、こちらに知識がなければ、はいそうですかと聴くだけになってしまうのだから、にわか勉強しないとね。私の推測だけど、要するに強い抗がん剤を使っても、弱い使い方をしても、予後も寿命も(もう、余命という言い方はやめた)そう変わらないのだろう。だったら、QOLをできるだけ下げないのがいいに決ってる。


意外にタフじゃんね、私。がん細胞の増え方と、神経の太くなり方は、比例しているに違いない。実際はきっと、自分が思いの他動揺していないのは、なんと言っても今日ドクターの電話の前に、もう小倉さんの本をざっと読んでいたからだろう。サイモンとガーファンクルのコンサートいけるのかしら、それが問題(爆)。人ごみ中の人ごみですよ、コンサート会場は。マスクして行くのかしら。