私はがん女!?


最近行く所行く所で、私同様がんの宿主で、同じくある変化が起きていたり、あるいは、今まで知らなかったけど、がんでした、というような人達に会う。昨日で4人目だ。本当に乳がんは経過の長〜〜い病気なのだなあと驚く。おとといも、お互いがんばりましょうと言い、昨日も同じことを口にした。


今日は特別なミッションで、MRIの結果を伺いに病院へ同行する。私のMRIではありませんが。手術するような程度ではないとのことで、胸を撫で下ろす。もう一つ検査があるというので、後日それも同行することにした。良性のものでありますように。他人のために何かしているのは、結局自分のためというのは本当だなと思う。自分の心配ばかりしているのはよくない。毎日ある程度忙しいのはむしろありがたい。何かで忙しいと、腕の痛みも忘れていられる。


午後は疲れたので、家でテレビを見てゴロゴロ。


次回ドクターに聞くことを考えている。 ドクター大好きだけど、質問はちゃんとします。うるさい患者と言われるくらいになれ、と何かで書いてあった。アメリカの話。ま、日本でこれを間に受けてすると、敬遠されそうだから、感謝と信頼の気持を表すことを忘れないようにしながら聞こう。時間切れだったら、翌日N先生に聞けばいいや。私の最初の手術・後に関わったお二人は、大筋において、同じ考えだろうから。

T
S-1を始めたら、終るまでどのくらいか。アメリカなんかじゃCTC?とかいう検査機器で、4週目くらいには、効いているかどうかわかるというが、日本じゃ、全部やってからじゃないとわからないのか? レベル1のリンパ節何個取ったか忘れちゃったけど、2個ががん細胞だった(ドクターの予想は4個だったかな)。とりあえず取り残しはない、とのこと。もちろん奥はわからないと言っていた。体中をがんが巡っているからという意味だと解釈した。
えーと、つまり見えるものは取ってしまったのだから、TS-1の効果は、画像でわかるというわけじゃない。肝臓や肺は今回は関係ないから。となると、要するに今生命にかかわる症状はないのだから、これは予防的に使うということですね?症状がない今から始めるメリットデメリットは? 半年後、1年後まで様子見てからでは、症状の悪化にかなり違いがあるのだろうか。今回のがんの顔つきは、悪いのではないか。ホルモン感受性陰性、HER2陰性ということは。悪性度が高いのでは。いわゆるハイリスクなのか?


きっとこれを読んでいる友人知人の方が、私や夫より心配になってしまうかもしれませんね。書いている私は、もうすっかり慣れてしまい、平気で書いている。夫は元々なんというか、ああいう人なので(楽天的 合理的。感情はないのかえ〜?仕事に追われて、気持というものがさらに表現されないのでは、とやや気になるけど。どこの夫もそうかもしれないけど)、アンタだけじゃなく、誰だってがんは全身を回ってるんだよ、などと言う会話がたくさん飛び交っているのです。


とりあえず自分の気持が落ち着いていると感じられることが、私にとって一番嬉しいことかな、今は。がんの恐怖と不安からの自由、が大事な気がするので。不安から解放されると、落ち着いて考えられるので、けっこう良い考えが出てきそうだ。