娘のコメント

上の子が昨日やって来て、珍しく夫、私、上の子という組み合わせで夕食を共にする。娘と夫は、仕事の関係ですれ違いが多く、昨日が今年初顔合わせだった。

私は外食大賛成(爆)なのだが、夫が、普段あの子は外で食べることが多いのだから、休みの日くらい家で食べたいだろうと言うので、ではいっそ、揚げたての天ぷらでも食べさせてあげようということで、私は前半揚げ係りに徹した。二人は仕事の話で盛り上がっていた。いいな! でも、二人が話しているのを、揚げながら聞いているのも、もちろん楽しい。


それにしても、娘というのはどうしてこう母親に無遠慮にコメントするんだろね。と言いつつ、私もそれを全く嫌じゃないのだけど。ただ、息子って、あんまり批評しないでしょ、母の着ているものとか?娘は開口一番、「おかあさん、どうしたの、上下とも真っ赤で」(爆)。こ、今年は赤が流行りそうなのだ、知らないのお? それに、上は真っ赤だけど、下のコーデュロイはオレンジなのだよ、よく見なさい(いずれにしても、すごい色彩感覚だろうか)。前回の開口一番は、確か「おかあさん、どうしたの、その髪? うはは、可愛い」


テレビに木村カエラが出たので、「バタフライ、いいわね」と言ったら、「おかーさん、よく知ってるねえ」それは、誉めてるのかね?

さらにさらに、何だったか中身は忘れたけれど、ちょっとしたことで、私が驚いたら、すぐに「おかあさん、そんなことでそんなに驚くなんて。もっと落ち着いたら?」だって。



昨日のお手紙のように、やはり他人のコメントは優しいが、身内はよく見ているので、痛いところを突いてくる。



真面目な話も少しした。自分が早く結婚して欲しいと私が思っているか?と聞かれたのだ。深いテーマです。わかっているのは、娘が幸せでいる、というのが願いだけど。はてさて、どんなふうに生きたいのか暮らしたいのか、それは娘の考え次第だからね。ただ、もし子どもが欲しいなら、早い方がいいなと思う。お産の時に、まだ生きていて世話をしてあげたいから。


話はずれるが、昨今の共働きしながらの子育ては本当に大変だなと思う。知り合いの若い人は、夫も自分も日曜が出勤日だが、保育園は休みなので、彼女のおかあさんが一日1歳になる子の面倒を見ているのだそうだ。しかし、このおかあさん自身も平日働いているので、現在、全く休養日がないのだそうだ。私と同世代のようだけど、もう若くないのだから、大変そうだなあ。女ってほんとに、次々役割が増えていくのね。まあ、そういう時が花かもしれないけれど。