ゴミステーションで


遅めにプラスチックごみを出しに行くと、ご近所の○さんにばったり会った。私は頭には帽子、そしてダウンを着込んでの重装備。普通、皆もっと軽い格好で来るのだけど、私はこの冬は転んでも大丈夫なように重装備なのだ。ああ、我ながらなんて、転ばぬ先の杖なんだろう。でもなにしろ、一冬に一度は絶対に転ぶし、その上今や骨密度に自信がないだもの。そして、今年はまだ転んでないということは、これから転ぶのだ?骨折なんて、絶対避けたい。

で、なぜか言わなくてもいいのに、照れ笑いして、転んだら困るのでこんな格好なんです、と私は言った。彼女は、私より一回りくらい年上かな。お孫さんがいる。体調でも悪いの?と聞かれたので、体調は全然いいんですけど、二年ほど前に乳がんとわかって〜と、ニコニコしながら言った(アホか〜)。すると、「そうだったの。でも、あなた、はつらつとしていて元気そうね。相がいいわね」と言ってくれるではないか。ありがとうございますと、お礼を言う。えへへ、寝坊したけど慌てて、眉だけけキリッと?描いて、口紅塗っててよかった〜。この二つがなかったら、そこまで?はつらつとは見えなかったと思うんだよね。とりあえず化けるって素敵(素顔も化粧しても、ほとんど変わらないんだけど・・・化粧栄えしない)。