真っ赤なお顔

先日ふと思い出して、随分昔友人が買って贈ってくれた絵を出して来て、居間の隅に立てかけた。花々の上に真っ赤な「顔」二つ。そして文字が入っている。左に大きく「たのしも」と。下には、「よろこばしやこの今、たのしもやこのいのち」とある。佐藤勝彦作。


乳がんなどになるずっと前にもらったものだから、もちろん友人は私を気遣ってというわけではなかった。何かのお礼に送って来たのだ。この作者の絵を、彼女が好きだった。たぶんそういう理由で選んだのだと思う。それが今になって、こんなに私を元気にするとは、当時思ってもみないことだった。


この真っ赤なトマトみたいな二つの大きな顔を見ていると、私の免疫細胞が増える気がする(笑)。半分冗談、半分本気。目にするもの、耳で聴くもの、香、肌触りなど、五感から脳も細胞も、常に様々な影響を受けているのではないかしらね。人参の赤、ほうれん草の緑。今日テレビで見た、色とりどりの京菓子。居間のピンクのクッション。鮮やかな色を見ていたら、なんだかパワーアップする気がする。


真っ赤な顔の他に最近気に入っている?のは、プラナリアですよ。最近立て続けにテレビで二度お目にかかる。切っても、切っても再生するプラナリアは、寿命がないと言われているのだって。すごい〜。よろこばしや、この命って感じ?


香といえば、焼酎のにおい、あれ、どうにかならないものだろうか。先日明け方に、ふと目が覚めた。締め切った部屋の中が、すごいにおいなの。夫がこちら側を向いて、口を開けて呼吸している。ひょえ〜、耐えられません。思わず反対側を向いて寝た。またか〜。夫が飲み会で焼酎を飲んできたのだ。焼酎って、どうしてあんなににおいがきついのだろう。その夜、襖を開けて寝ずにはいられませんでした。焼酎>日本酒>ビールの順で、においがきついと思うのだけど、いかがでしょ?ああ、免疫細胞が減る気がする(爆)。