今年度学びたいことは


数年前の「メディア・リテラシー」から始まった私の、つまりはほんのちょっとだけ「かじってみる」学びは、その後認知療法、アサ―ティブ、問題解決療法と続いてきた。もちろん、ほとんど忘れている(爆)けれど、いざとなれば調べられるからいいのだよ〜。まあそれにしても、なんていい加減だろう。でも、ちょっとだけかじったとは言え、いずれも興味深く、また日常の生活に役立つものだ。その前に、まず学ぶこと自体が楽しい。この世界には、まだまだ知らないことがたくさんあるんだもん。


で、今年は何を?と探していたのだが、ひょんなことから、最近見つけた。


今年は、弁証法の世界観です。まあ、自分で本を読むだけすが。それと、時間に余裕があれば、禅ね。禅は、昔一般向け新書で『禅的生活』を読んだことがあるだけ。弁証法については、ソクラテスか、ヘーゲルか〜と、ただそれだけ(爆)。なぜ学びたくなったかというと、たまたま読んだマーシャ・リネハンのインタビュー記事に惹かれて。惹かれた一節は「不変化を受容する」という表現です。この表現を目にして、昨年耳にしたある若い方の発言を、強烈に思い出した。その人は、「成長しなくてもいいのだ」という意味のことを言ったのだった。薔薇はその時々で美しい、と。その時々で完全だ、と。


ありのままの受容と、そして変化。不登校や、その他若者の抱える問題について考える鍵が、弁証法にもある気がする。