今はまだ、単純な死生観


・去年のあさって、検診で左脇にしこりが見つかり、再発したことがわかったのだった。それから1年経った。あっと言う間に感じる一方で、随分はるかな所まで来たような気もする。


・昨年秋に、同じように乳がんだった主治医(高血圧の)の死に出会ったが、その時の経験で思うことは、結局死は、周囲の人間にとっては「その人がいない、不在」ということであり、本人にとっては永遠の休息なんだなと思う。

寿命は自分では決められないことなので、委ねるしかない。委ねるしかないことは、心配しても仕方ない。頭ではわかっているけれど、あさっての検診が怖いのよね。怖いものは怖いもん。


あ、なるほど、だから今年は哲学系のことを学んでみたいのかも。知らないまま寿命が来ちゃうのは、少しもったいないから。