TS−1その後

例によって、他のことにかまけていてすっかり忘れていたけど、2009年7月7日以来隔日でずーっと飲んでいるTS−1も、今月で、飲み始めてから1年7カ月がたった。次回の受診は4月なので、1年9カ月は飲む勘定。その後、どれくらいこの薬で行けるのかなあ。気になるので、他の方はどうなのかしら?と、いわゆる闘病ブログを随分チェックしてみたけど、私のように乳がんでTS−1の隔日服用をしている人のブログというのは、見つけられなかった。

状態はというと、相変わらず具合は悪くない。保湿に気を配っているのと、ピドキサールを飲んでいるせいか、皮膚もほとんどかゆくはない。去年の今くらいは、かゆみが出てきていて、それでドクターに相談すると、ピドキサールが出たのだった。初めはピドキサールは毎日服用していたが、今はTS−1を飲む日にのみ飲んでいる。でも、かゆくはないけど、最近は首にも赤くてガサガサした斑点状のものが目立つ。足などもそうなのだが、この斑点が消えないわけでもないので、そのうち薄くなるかなと考えると、昨年の今ごろに比べると、余りストレスは感じないけどねえ。早く、薄くならないかしら。福岡伸一の『生物と無生物の間』に出てくる動体平衡の話ってなんだっけと思って、古い自分のブログを調べたら、ありました、ありました。この考え方に慰めを得ていたんだよ、昨年の今頃は。


生命についての福岡さんの考えに、ワクワクする。動体平衡の話。初めて、生物学に興味を感じた。砂浜のお城は、お城だけど、中身の砂は刻一刻異なる砂で構成されている・・・



私は同じ私なのだけど、私という入れ物を構成している中身は生物学的に、刻一刻変わっていくということ。ここに、希望がある。