*1303646274*[日常]  掌

午前中に友人が生涯最後の御仕舞を舞うというので、教育文化会館小ホールへ行き、お昼まで観る。お能は、学生時代に友人と水道橋の能楽堂で観たのと、結婚してから一度だけやはり教育文化会館で観たことがあるが、どちらもプロによる能だったので、女性が舞うのを観たのは今回が初めてだ。お能はほとんど未知の世界なのでよくわからないけど、とにかく友人の舞いだけが、ひときわ素敵に見えた(笑)。せっかくなので、彼女の舞台が終わっても、まだしばらく観てから帰って来たが、今度はもっと予備知識を蓄えてから、観てみたい。たまには、このような非日常の静かな空間に身を置いてみるのも、心が休まる気がする。


午後帰宅して、夕方からはバンドの練習だった。当初からの私たちおばさん3人にとっては9年目に入った練習で、ドラマ―のいない練習は初めてのことだ。ドラムの○ちゃんが今日はお休みだったので。ドラムの存在がいかに大きいか改めてわかった。同じペースを刻み続けるのも難しいってことも。それと、若いメンバーの皆がなんとドラムも叩けて、なんとかなったことも嬉しい発見だった。ついでに、私も初めてドラムをちょっとだけ教えてもらって叩かせてもらった。いやあ、楽しいわあ。でも、すごく体力いるね。日頃から体力をつけているドラム担当の友人に脱帽だ。40代後半くらいからドラムを始めたんだものね。バンドは体力だ。私も、がんばろっと。

ふと掌を見たら、人差し指と薬指の関節付近が黒くなっている。今日はジャンべを持参して、遊びで叩いたので、えー、そんなにジャンべが汚れてたのかと思ったら、そうじゃなかった。驚いたことに、内出血しているの。がーん、ちょっと叩いたくらいで、内出血とは、がっかりです。