昨日の続き

義母の脳のCT検査の結果は、「年相応です」とのこと。認知症ではないようだ。ドクターはモニターの画像の、脳の周辺あたりの隙間を指して、若い人はここがぎっしり詰まっている、と。それが年を取ってくると、隙間が増えるのねえ・・・。ドクターが「まだ、若いですよ」と義母に言ってくれたので、たぶん天にも昇る気持ちだったろう。「前頭葉が真っ白(?)になった知人がいるので、自分もそうだったらどうしよう?」と口では心配していたが―ま、そんなことはないと自信あったと思うけどね―お墨付きをもらって、るんるんだったろう。

帰りのタクシーで、「家まで行かずに一人途中で降りる、買い物をして帰る」と言った。車からふと振り返ると、お義母さんは、横断歩道を走って(!)渡っていた。たぶん大好きなパンを買いに、コンビニへ。お義母さん、ころばないようにね!私は、もう杖をついている私の母より一つ年上のこの人の運動機能が衰えないことに、安心もし、感嘆し、そして、自分の母のことを考えると切なくなった。義母がしみじみ言ったのだ。やっぱり、女は一人暮らしになって(つまり、夫に先立たれ〜)やっとラクになる、と。実家の場合、父の方が長生きしそう(爆)だが、多くのツマたちが夫より長生きしているのは、男の人の寿命が短いというより、ツマたちが、一人になった時の自由?な生活をする前に死んでなるものか?という執念があったりしてね。私の邪推、妄想ですが。もちろん、これは現代の私たちの世代のツマにはあてはまらないだろうけど。ちゃんと自分も好きなようにやっているからさ、大体は。でも、今80代の女性は違うんだよねえ。自分のことは、後回し。

昨日は診察が早く終わったこともあり、ランチをしなかった。それは、今日夫の担当です。注射後2日目だが、熱が出ず副作用が軽いので、お出かけも大丈夫なのだ。味覚は変わってしまって大変らしいので、とにかく食べたいものを食べていればよいとのことで、義母は体重は全くといっていいほど減っていない。インターフェロン治療は、出だし上々といったところです。


私は午後、音楽を聴きに。リフレッシュしてきます。