罪なスマイル

今日は発表会のリハーサルだった。楽屋?になっているBスタジオで、アコ―スティックギターの女性と初顔合わせ。へたな歌声でごめんあそばせ〜。

会場のAスタジオで、リハーサルスタート。こちらのスタジオは、正面が鏡になっている。今日は、もちろん観客はいないので、正面を見ると鏡が、つまり、自分たちが映っているのである。うう〜。やっぱり太っているなあ、私。抗がん剤飲んでますと言っても、誰も信じないだろうな。両脇に、私よりどう見ても、かなりお若い細くて美人なお二人に挟まれ、自分のこの豆タンクという雰囲気は、いかがなものかしらん。

全く緊張せず、三度程歌ってリハ終了。ああ〜、我らがボ―カルの先生がその場にいてくれたのだったらねえ。そうしたら、「そうそうそうそう!いいですよ〜。思ったより豪華だわ」などと、励まし、盛り上げてくれたに違いない。が、レッスンのため、先生は同席できなかったので、盛り上げる人材はなし。

演奏がおわって、皆で「えへへ・・・」と」笑って終了。私たち歌担当者たちのそれは、言わば照れ笑い。で、音響調整や見守り?のスタッフの方たちのあのスマイルは、あれは、言ってみればジャパニーズスマイルだったなあ。ああ、アメリカ人ならこんな時、へただろうが、何だろうが、グッジョブとかワンダフルとか言って、大袈裟に褒めて盛り上げてくれるに違いないよ〜。

リハーサルの後しばらくして、バンドの練習だったので、そのまま周辺でお茶を飲みながら、一休み。その練習で、試しにRAINを歌わせてもらい、一体自分の声がマイクを通してどんなふうに聞こえるのか、録音してきた。

帰宅後録音の一部分を聴いた。演奏はともかく、こちらは演奏の合間に、楽しそうな笑いとおしゃべりが溢れていた。私の声は・・・言わぬが花です。