老化現象

1,2,3月はインフルに風邪、そして魔女の一撃ぎっくり腰に見舞われ、今月4月には、固いものを食べ過ぎて、歯ぐきが腫れてしまいました。 腰については整形外科で診てもらいましたが、骨転移などではなく、典型的な椎間板ヘルニア、よくこれで持っていましたねと言われ、腰椎症の人のためのストレッチのチャートを頂きまして、毎朝毎晩ストレッチをしています。慢性的な腰痛というのは経験したことがないのですが、どうも最近はパソコンに長く向かって同じ姿勢を続けていると、やや腰がだるいので、注意しないとね。

不調が続き、歌のレッスンもかなり休んでしまった。発表会は結局私自身が体調にも歌にも自信が持てないので、キャンセルにしてもらいました。

ところで、右手の親指、人差し指のしびれは冬の寒い時期の方がより強く感じました。じびれだけではなく、知覚過敏というのかな、ペッボトルの蓋など開ける時は痛いので、輪ゴムをして開けます。右手で重いフライパンなど持つのも、健康な時と比べると、大変です。3月にキーボードの練習をしていたら、右手が腫れて来て、痛みも出て来た。リンパ浮腫も一応疑いながら、まずは乳腺外科の主治医に相談しようと思っていたら、ぎっくり腰になってしまったので、保湿とリンパ浮腫の講座で学んだリンパドレナ―ジを、ちゃんとじゃないですがやっているうちに、腫れと痛みは治りました。薬の副作用は、しびれだけではなく乾燥しやすくもなるので、もしかしたら傷が出きてバイ菌が入ったかしら?よくわかりませんが、一時は包丁で野菜を切るのも難儀したので、落ち込みました。


あまり手を使わないようにしていたら、腫れと痛みは消えたので―痛みはたまに来ますが―次回の検診時に主治医に報告すればいいかな。


ただ、キーボードはやはり負担みたいで、手だけではなく、腕もしびれてくるので、やはりリンパ浮腫のリスク要因には元々違いないわけだから、バンドで担当するのをやめました。それで、ハモリ担当。歌によっては恥ずかしながらボーカルを。どのみち、練習オンリーのバンド?なので、恥ずかしいも何もないのですがね。


ということで、あちこち不具合が出たけれど、がんによって体調悪化しているわけではないので、まあいいです。ただ、
右手の使い勝手がこれ以上悪くなるのかどうか? というのもまだTS−1を隔日で服用しているのです。もし私がもうイヤだと言えば、主治医と相談の上、次の治療という選択肢もあるけれど、それは昨年言われていたポートを埋めて、二週に一度通院して、点滴による抗癌剤に移るということになるのかなと。

このようなことを考えながら、近藤氏の最新著書なども読みながら、次をどうしようかなと考えているところです。
近藤さんの理論には共感できないけど、ただ先の本で一つ「できるだけ治療を先延ばしする」とあり、その考えは取り入れようかなと思います。


がんというものは、その進行具合は、本当によくわからないものだ、と思う。私の場合、昨年の9月の時点では、その進み方を考慮した主治医の話から、11月くらいから新しい治療に移る可能性が高かった。でも、11月には京都へ行くなど、昨年は身辺が忙しかったので、お正月明けからにしてもらいたいと申し出ると、それでもいいとのことだった。その後11月の検診でも、1月の検診でも、3月の検診でも、治療は現状維持で良いということになっています。

この次の検診は5月です。4年前の4月に再発・転移がわかり、自分の誕生日に入院、左のリンパ節を少し取りました。その再発から、

あら?最後の部分が消えてしまた。 

再発から、満4年を迎えてもあまり大きな苦痛もなく元気に暮らしているなど、当時は思えなかった。トリプルネガティブ
について調べても調べても、予後が悪い、長く生きられない、みたいなイメージしか得られなかったので。
病棟で、主治医に「私あと何年生きられるんですか???」と詰め寄ったりしたことを、よく覚えています。

答えは、わかりません、です。全くそのとおりでしょうと、今は思えます。