ペースと選択肢

18日のフォーラムで、5分程度だけど話をするお役目を頂いた。 私の役目は、15年の親の会の活動から見えてきたことに基づいて、まず不登校の子たちが、学校外のどのような場所を利用して成長し、ちゃんと大人になったということを、お伝えすること。それによって、学校外の教育機関や居場所という選択肢があることが、子どもの成長に大切であること、故に官民を問わずそのような教育機関・支援機関が存続していけるよう行政が保障することが必須であることを訴えることかな。


教育が、子どもが育っていく上で最も貢献できうることは、子どもたちに「どんな時でも何かしら選択肢はあるんだよ」と伝え、豊かな選択肢を保障することじゃないだろうか。困難に出会っても道は実は幾つもあるということを一度でも学んだ子たちは、きっと絶望しないのではないか。また、ペースは一人一人の子どもでも異なるし、同じ一人の子においても、あの時この時でペースは同じとは限らない。そのペースを保障するためにも、フリースクールやフリースペースはあると思う。自分のペースを尊重された子は、きっと、次の一歩を踏み出すのではないだろうか。



ペースについて、昨日もっと書いたことがあったんだけど、操作ミスで、消してしまいました。思い出せないのが、残念です。また思いついたら書きます。