内閣府委託事業 ユースアドバイザー養成講習会に参加


今回の講習会は教員対象だったが、教員以外の枠も少しあるということで、札幌市子ども・若者支援地域協議会調整機関である札幌若者支援総合センターの松田さんから、アーベルの会からも二名程いかがですかとお誘いがかかったので、本日事務局二名で参加してきた。

私たちの会は、今子どもが不登校をしているというおかあさんたちと、かつて不登校してたことがありますというOBの親だけで構成されていて、いわゆる子ども若者支援の専門家はいない。昔はそれでもよかったように思うが、最近はやっぱり勉強もしないとね〜ということで、私たちも学びの機会があれば―それも、あまりお金のかからない学び―できるだけ逃したくないと思っている。

講習会のテーマによっては、中には渦中の人にはシビアな内容もあるので、とりあえずOBで参加が無難と思っている。で、札幌自由が丘学園で行われた勉強会で松田さんに出会った際に、私たちも講習会に出たいのですが、とアピールしておいたのだった。

ちなみに、今日のテーマは、「増える10代のSOSに、いま何ができるか 第1回 『保健室からのSOSを考える』だった。講師は香山リカさん。なお次回は『学校と社会の狭間からのSOSを考える』で、宮本みち子さんのお話も聞けるので、心待ちにしている。こちらも教員対象で、あと30名程枠があると聞いた。学校の先生たちに、是非参加していただきたいです。

本日の収穫は、香山さんのお話から自分に関係あることで言えば、若者支援って、アマチュアでもいい、アマチュアだからこそ、できることがあるのねという再確認が一つ(昔は地域にいたであろう、ちょっとおせっかいなおばさんの役割を、親の会は担えるかも・・・)。もう一つは、松田さんのアピールがよかった。札幌若者サポートステーションの存在を知らしめ、サポステとそして教育現場との連携を、今日参加していた教員の皆さんに呼びかけていた。

終わって、同行した人と感想などを語り合いながら、帰路についた。色々思うことあり、です。