昨日の続き

外はしとしと雨。

昨日の講習会は、ちらしによると定員100人だった。今確認。大通高校DORIスペースの写真でも、確かに4人掛けテーブルが22台はあるのが見えたから、やっぱりそれくらいに近い人数の参加者があったのね。

午前中は洗濯やら掃除など家事をしてさて午後、メモ起こしに取り掛かりましょうと思ったら、睡魔が。ちょっとだけソファに横になり、アイマスクで目を温め―これ気持いい〜―、今熱々ココアを作って生姜も入れて飲んでたところです。生姜とホットケーキミックスと砂糖、バターでいい加減パウンドケーキも作りたいけど、気持があるだけで面倒なので、今日はやめとこ。ジンジャーケーキというのを作ってみたことないので、今度作ってみよう。

メモ続き  

・学歴が低いほど、フリーターが多い ・大学その他での中退問題も大きい・太いレ―ルから落ちている人がどれくらいいるか・・・ざっと見て三割。これは、10年前、20年前と比べると圧倒的に増えている。

他の先進国と日本との違い・・・先進国では、もっと多くの「多様な線」がある。20年前くらいから、若者の自立・就労問題について議論してきており、太いレ―ルから「乗り換えられる小道」をたくさん作ろうとしてきた。日本では、太いレ―ルからはずれると、別のバイパスと、他の道との間を乗り換えられるのか?なんとかどこかに着地できるのか? それが問題だ。

二―トについて…国際的には失業者も含めて二―トという。世界30カ国で、1600万人がニ―ト状態と言われている。3割は失業者、6割は活動もストップした人たち。

・なぜ、中卒だと無業者になるのか?(学歴別無料者の割合を示すグラフを示しながら)
・日本ではずっと二―ト・フリーター問題を、若者の意識の問題として議論されてきた。2000年代前半まではそうだった。世間では、未だに二―トになるような子は根性がない、などと考えられているのではないだろうか。しかし、この問題は意識の問題ではなく、労働市場で不利な
若者―低学歴、高校中退、貧困家庭、仕事のない地域の若者、発達障害やグレイゾーン、精神障害ーが、小売店などが多かったゆるやかな時代では、どこかに吸収されていたけれど、工業化に伴い、社会的に困難を抱える層が仕事に就くのが困難になった。
・恵まれない条件が幾つも重なる人は(働こうにも働きたくても)働けないのだ。→「真の意味のやる気」もなくなる・・・。
・(メモの読み取りが正しければ)2003年6月?から、問題を「意識の問題」→「若者の労働市場の構造化の問題」としてとらえらるようになった。しかし、働く現場などでは今でも、「根性のない若者論」を言う人も、少なくなったとは言え、いる。
・2003年4月から、仕事につけない、つまづいている若者の問題に国が力を入れ始めた。


世界では・・・

・2008年 OECDは、労働市場で一番大変なのは、若者であるとの認識を示した。老人の雇用も大きな問題だが、老人よりも若者の方がより大変です、と宮本さんの説明。
・以下、資料より引用

「・若者の社会的排除を防止するため、公共職業サービスの入り口段階で対象者のリスクの見極め(オーストラリア、フランス、オランダなど)
・若者の進路に対する追跡調査。調査結果にもとづく支援(イギリス・ノルウェーニュージーランド)
・就業より教育を継続することを目標に、義務教育の引き上げ(オランダ・カナダ・イギリス)
職業訓練の義務付け(フランス)
・イギリスは10代にも相互義務の適用を検討中…相互義務ってなんでしょね?聴きそびれた
職業訓練は、座学と実習の組み合わせが多くなっている。・・・座学が向かない子は、まず実習重視との説明。
・雇用者側と連携して、職業訓練を勧める。需要側のニーズが重要なため
・不利な立場におかれた若者を、寄宿制を使って就業経験などを進める。多額な費用を要するが効果大(アメリカ)
・支援内容を個人に合わせて調整(カナダ、フランス、オーストラリア、ノルウェー)・・・一人一人の状況に応じて何がいいのか相談・調整」
・オーストラリアでは、「センターリンク」に若者が「飛び込んでくる」。なぜか?登録をすると、サービスが確実に受けられる。「この人には一体何が必要なのか」「仕事がない」と宣言することによって、国家給付対象となる。国家と若者の契約。


日本の話に戻って

・学校と連携したい。学校にいる間に、リスクのある子をおさえたい。


続きはまた後ほど