札幌市子ども未来局と札幌市教育委員会と、「フリースクール等で子どもを育てる親の会」のメンバーが懇談会 

フリースクール等で子どもを育てる親の会」が上田文夫市長、札幌市教育委員会、北原教育長の両者宛にして6月3日に子ども未来局に要望書を提出した。http://www13.ocn.ne.jp/~fs_net/_src/sc693/97v965D8F912011393.pdf

それを受けて、今日札幌市未来局において、市教委、未来局、フリースクール等で子どもを育てる親の会のメンバー、フリースクールネットワークのメンバー、これから不登校フリースクールについて研究を始める元教師などが集まり、懇談した。私は「等で育てる」会―長い名称なので、省略―のメンバーの立場で参加なのだけど、同時に訪問型フリースクール漂流教室」にもちらりと関わっているし、札幌にある「アーベルの会」の事務局員という、なんだかややこしい立場よね、考えてみれば。

ゆっくり考えて書きたいけれど、疲れて余力がありません。明日、通院付き添いだから、早く寝ないとね。


懇談している中で、改めて不登校について考える。

漂流教室の相馬さんが言っていたのは、不登校の子どもも普通に成長していくのだ、ただ学校に行っていない期間があるだけで。その成長モデルをもっと広く広報するが大事、と。同感。親の会やフリースクールは、長年に渡って子どもたちの成長を知ることが可能な立場にあるので、そのとおりですと言える。様々な成長モデル(同時に教育モデルと言えるかも)を提示することで、現在不登校中の子を持つ親の過剰な不安を減らすことにつながるだろう。親の不安が少なくなれば、子どもも気持が楽になる。気持ちがラクになれば、余裕と余力が生まれる。そうなると、子どもって、やっぱりよりよく生きたいって思うと、私は思うのですよね。どんな子どもも。いつまでも同じ所には留まらない。 よりよく生きたいって抽象的だけど、具体的には、どこかへ行きたい、新たな居場所が欲しい、誰かに会いたい、誰かとつながりたい、中学は行けない、行きたくない場合でも、フリースクールには行きたい、大学生活は経験したい、いずれは世の中に出たい、などなど。

余裕が生まれて、動き出すのは子ども自身。子どもが動き出すまでの期間を、どう支援していくか、ということが大事かと思う。がんへの対応と同様、不登校も、情報とその判断・選択が大事だと思う。そして、つながること。

何年か前には考えられなかった、行政の方々と共に不登校支援について考える機会が得られるようになり、感謝しています。ここまでリードしてきた「等の会」の事務局の皆さんのエネルギーに脱帽です。

まとまりませんが、今夜はこの辺で。そうそう、ここのブログくらいのアクセスが親の会HPにもあればねえ・・・。